エレベーターは心が荒むよ

今の勤務先はそこそこの高層ビルで、朝9時前後の出勤時間帯は1階のエレベーターホールに自動的に箱が降りてくる。そして「閉」ボタンが効かない。最初の人が乗り込んで行き先階ボタンを押した後、少しの時間をおいて閉まる。 閉まる直前に外側のランプが点灯…

好きなことをやってるのに、という力

年度末は大きな騒ぎも起きずに無事やり過ごし、新年度が始まってしばらく経ったものの仕事ではそれほどヤバい案件を引かずに生き延びている。そうなると俄然フラメンコの練習に時間を割きたくなって、張り切ってスタジオを借りて自主練などしてみるのだが、…

OLの習い事の向う岸

就職してから少し経ってフラメンコを習い始めた。 最初は家の近所のカルチャーセンターで週に1度、1時間強のクラスに通っていた。カルチャーセンターの生徒は年齢の幅が広く、当時20代だった私はぶっちぎりで最年少だった。続けるうちにもっともっとという気…

地雷撤去としての整形

Eテレ ねほりんぱほりんの「整形する女」の回を見た。 この番組、今までも重いテーマや果てしない闇に真っ向から斬り込んでいて、めちゃくちゃ面白いけどあれ?笑えない...みたいなことが多い。今回もそうだった。 www4.nhk.or.jp 一重を気にする10代の娘に…

引き継がれたのはロマンなのか

日生劇場「ビッグ・フィッシュ」を観た。 夢の世界を生きる父親と、父の本当の姿を見極めようとする息子を通して描かれる継承の物語。世代交代をしていく家族の物語ではあるけど、主軸はひたすら父と息子。 空想の話で自分を煙に巻き続けた父エドワードに対…

「愛と欲望の雑談」

雨宮まみ 岸政彦「愛と欲望の雑談」を読んだ。 この本は昨年の9月に刊行されたもので、読もうと思っていたら雨宮さんが亡くなってしまい手に取れずにいた。私は雨宮さんを「女子をこじらせて」で知ってから、書かれるものを追いかけていたし Twitter や Ins…

お見送り

去年の夏頃から、新しい場所に旅立つ人を見送る機会が続いている。 理由や行く先は様々だし、幼稚園や小学校の頃からの友人もいれば、趣味で知り合って親しくしていた人、よくいくお店の常連さんだったり、全て異なる話ではあるけれど、とにかく私は手を振っ…

かわいいから逃げ切れない

30代向け女性ファッション誌を読んでいたら、35歳からの結婚特集があり、カリスマ婚活アドバイザーがブラックコーヒーにダメ出ししていた。理由は「かわいくない」から。お見合いやデートの席では飲んではダメ。温かい飲み物なら紅茶かカフェオレらしい。 白…

恋愛モノの用語がよくわからない

ドラマ「東京タラレバ娘」を3話目まで見た。 2話の終わりで泥酔して年下イケメンモデルに家まで送ってもらった挙げ句、よくわからない流れで寝ちゃった主人公が、結局自分が欲しいものは何なのかと考えた結果出した答えが「愛が欲しい」だったので正直ひい…